




こんにちは。
城の町どうぶつ病院です🏥🐶
今回は「角膜上皮びらん」や「自発性慢性角膜上皮欠損症」「SCCEDs」と呼ばれる、犬の目の病気についてご紹介します👁️
この病気は、角膜の表面に“はがれたような傷”ができるのが特徴です。通常の角膜の傷とは異なり、点眼薬などの治療を行ってもなかなか治らず、他の病院からご紹介を受けて来院されることも多いです🏥
原因は、角膜の一番外側にある「角膜上皮」と、その下にある「角膜実質」との接着がうまくいかなくなることにあると考えられています。
7歳以上のシニアのワンちゃんでの発症が多く、犬種に関係なく起こりえますが、近年は以下の犬種でよく見られます:
🐩 トイプードル
🦋 パピヨン
🐾 フレンチブルドッグ
🐕 コーギー、柴犬 など
🩺 治療には、剥がれた角膜上皮の除去や、上皮の再接着を促すための処置が必要です。点眼のみでは改善が難しい場合もあるため、状態に応じた適切な処置を行います。
「目の傷がなかなか治らない」「長期間治療をしても改善が見られない」といったお悩みがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください🌿